2019年3月30日(土)に「第3回全国なわとびスピードコンテスト決勝戦」が開催されました。
同大会にJJRA選手クラスの生徒13名が出場。激戦のシングル部門で予選を勝ち抜いた13名の選手がしのぎを削り、前回大会で優勝の日比創選手が見事2連覇を成し遂げました。
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スピードコンテストの結果はどこで見れる?
スピードコンテストの全体の結果はこちらのページからご覧いただけます。またスマホアプリで速報として掲載されています
。
<JJRP公式ページ>
http://jjrp.jp/2018/11/01/sc2019entry/
<スマホアプリのページ>
https://itunes.apple.com/jp/app/jumpsta-sc/id1356407732?mt=8
大会のレベルは年々上がっている
なわとびアカデミーとして選手を出しているのは、1人でとぶシングル部門のみです。シングル部門は手軽に取り組めるゆえに選手の人数も多いカテゴリーです。
また国際大会の種目と同じため、世界レベルの小学生選手が出場してきます。30秒で両足で160回を超えるのは当たり前、1回でもミスをしたら勝てない程の激戦なのです。
上位選手は本気でトレーニングをして挑んでいる
決勝戦に出場する選手は、ほぼ全員が本気でトレーニングを積んでいます。
なんとなくとぶだけで勝てるほど、この種目は甘くありませ。なわとびアカデミーでも競技力を上げるためのトレーニングをレッスンで取り入れ、本気で上位を狙うための練習をしてきました。
下記はその練習の一部です。
- 10秒で最高速度を出す練習をする
- ビーズロープを使ってフォームの練習をする
- メトロノームを使ってペースを身体に刻み込む
こうしたトレーニングを積み重ね、やっと本番の30秒を迎えることができるのです。
失敗しないのは、至難の業
縄跳びにとって30秒は短いようで長い時間です。30秒を失敗せずに跳び切ることが何より難しいんです。
回転速度は限界ギリギリです。さらに足を上下に動かしています。こんな状態で足にロープが触れないで通過するほうが不思議です。とくに上位選手が使用するワイヤーロープは操作が難しく、少しでもブレたら失敗に繋がります。
選手たちは失敗と速度のギリギリのところを攻めて、1回でも多い記録を目指しています。
絶対に勝てるなんて、ありえない
前回大会で優勝した日比選手は、安定感のある競技をします。
日比くんはミスらないよね、
こんな言葉を掛けられることが多いんだとか。たしかに日比選手は抜群の安定感で競技に臨みます。しかし、その裏側には想像を絶するほどの練習量が隠れているのです。
誰にも絶対なんてありえません。
日比くん以外にも、信じられないほどの練習量をこなしてきた選手がたくさんいます。本番ギリギリまで練習を重ねても、結果を出せずに悔しい思いをした選手がたくさんいるのです。
本番はたった30秒という短い時間で完了します。
でも本番30秒を迎えるために、何千倍・何万倍もの練習をしている選手ばかりです。
選手たちの競技から、どれだけの練習をしてきたのかな?とちょっとだけ想像してみてください。
ちょっとだけ彼らを見る目が変わりませんか?
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